ブックタイトル空研工業株式会社 床吹出空調

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概要

空研工業株式会社 床吹出空調

床下の断熱、気流の制御でより効果的な床吹出空調が実現します。床吹出空調において二重床下空間は、通常の空調システムの給気ダクトに相当します。従って床吹出空調をよりよくするためには、二重床下チャンバー内の断熱・気流制御により、空調空気の温度や気流に影響を与える環境を整えることが考えられます。床吹出空調とは天床井吹吹出出方方式式と床下断熱の敷設について※断熱方法は、参考として記載しています。詳しい工法等は、施工会社・床材メーカーにご確認ください。断熱材二重床床スラブデッキプレート床スラブ上面断熱の場合この方法は、二重床内の熱量を軽減させて給気温度を確保する最適な方法ですが以下のような問題点の確認が必要となります。1.断熱材の強度は、作業者の歩行に耐えるものであること。2.断熱材の上に電線等が敷設されるので熱に強い素材であること。3.粉塵が溜まらないよう、床面をフラットに調整できる塗式断熱材が望ましいです。4.断熱材の厚みが天井高に影響します。選型定式チ一ャ覧ート床吹出口専用ファン付二重床床スラブ断熱材デッキプレート二重床床スラブ断熱材デッキプレートガイドベーンの設置について床スラブ・デッキプレート間断熱の場合二重床スラブの熱容量には影響しませんが、下階天井裏の温度との貫流熱量を低減することができます。またこの方法は、電線作業・電線類への熱の影響もないため、よく用いられる方法です。但し、断熱材の厚さが階高に影響を及ぼします。デッキプレート下面断熱の場合二重床スラブの熱容量には影響しませんが、下階天井裏の温度との貫流熱量を低減することができます。またこの方法は、電線作業・電線類への熱の影響もないため、よく用いられる方法です。断熱材の厚さが階高や二重床の高さへの影響がなく、さらに施工費も安価ですので最も採用しやすい方法です。25mm程度の耐火材の場合、断熱性は約0.051W/mk、貫流熱量は約10W/m2となります。ラ床イ吹ン出型口床専吹用M出D口付ホール用座席下床吹出口技気術流資写料真オ配プ線シ方ョ式ンの違い■ガイドベーンとはガイドベーンは空調機からの空調空気をなるべく温度変化が生じない内に最短距離で目的のエリアに到達させるためのものです。空調区画において、空調機からの接続ダクトの位置や方向が適切でない場合、または温度制御を重視するエリアがある場合は、ガイドベーンを用いると有効な場合があります。■ガイドベーンの基本的な構造ガイドベーンを設置する場合は、二重床への空調空気吐出口から2~3m離れてまだそれなりに気流速度がある位置に設置し、目的エリアまで包み込むように誘導します。吐出し気流速度が速い通常の吹出口の吹出し気流方向を変える場合とは異なります。■躯体蓄熱利用のためのガイドベーン効率的な夜間の躯体蓄熱を計画する場合には、二重床内の気流が床スラブ全体に平均して行き渡ることが必要です。しかし、空調運転時と蓄熱運転時とは循環空気量が変わることもありますので、二重床内還気口の位置は吐出口位置と空調エリアの反対側にあることが基本です。このような場合に必要に応じて還気口近傍にガイドベーンを設けることがあります。ダクトガイドベーン二重床支柱制オ御プ事シ例ョン施工要領メ施ン工テ事ナ例ンスQ&A03